オフィスに行く際は当たり前だったマナーも、オンラインになり変わりつつあります。
この記事では、オンライン面接におけるマナー、服装について書きます。
Web面接が増えた背景
- 面接官も物理的に会社にいない
- 対面は効率が悪い
- 物理的な距離感を埋められる
コロナ禍をきっかけにオンライン会議が社会的なインフラとして普及した結果、面接の方法としても選択肢の一つとなりました。
その結果、対面では物理的な制限も多く、高かった面接のハードルも候補者、企業の双方で下がりました。
地方もしくは海外から東京の企業の面接を受ける事も可能になりました。
その点では、優秀な人材の確保に向けて、企業側ではより多くの面接を組むことができ、
転職者も、より多くの求人への応募ができるようになりました。
服装は何が良いか
オンラインでの面談では、必ずしもスーツが正解というわけではないかもしれません。
在宅勤務を続けている面接官も結構カジュアルだったりします。
自宅から参加しているオンライン面接にスーツで参加すると、画面越しで見たときにかなりフォーマルな印象になります。
企業のカルチャーに合わせる、
もしくは伝えたい自身の印象を意図的に服装で表現することも可能です。
会社の雰囲気やカルチャーを判断する
面接では、人間性が見られます。
いわゆるカルチャーフィットというものです。
最近では、単純な経験やスキルに加えて、
候補者の競争率も高く、定着性を考慮し、チームとのカルチャーが合うかという相性も重要視されています。
特にフルリモートの案件では、もちろん面接もオンラインですから、オンラインコミュニケーションのみという特殊な環境下でパフォーマンスを発揮できるか人物なのかどうかも、面接を通して見られています。
これは対面の面接でもそうですが、在宅勤務が標準となっているカジュアルな企業での面接に、スーツを着て行くことによって与える印象を考える必要があります。
例えば、IT 企業ではTシャツにジャケットというケースも多いですし、
アパレルブランドの場合は特に、身に着けているものも意外と見られています。
このあたりの会社の雰囲気については、転職エージェントを通していれば、人事の方の服装や会社の雰囲気などの情報を得ることができます。
Web面接で、服装よりも気をつけたい所
服装ももちろん大事ですが、それよりも気になるのは、実は背景です。
ワンルームだと、どうしてもベッドやキッチンが映ってしまうケースも多く、生活感が出てしまうと印象に影響が出ます。
また部屋の照明が暗いことで、信じられないかもしれませんが、
「性格が暗いという印象を感じた」、というのも面接官からのフィードバックでよく聞きます
たとえ、
せっかくスーツで決めていても、
背景にはごちゃついたキッチンが、
カメラのアングルも悪く、
暗い部屋でパソコンの画面の光が顔を照らしている…
となると第一印象がもったいないです。
オンライン面接で気をつけるべき環境についてはこちらの記事をご覧下さい。
まとめ
本記事では、オンライン面接において気をつけるべき服装について書きました。
ポイントしては、考え無しにスーツ一択ではなく、対面の面接よりも、見た目が与える印象に注意しなくてはならないことにあります。
転職エージェントを使えば、会社の雰囲気についても聞けます。
また、服装よりも大事なのは、実は背景であるということも覚えておく必要があります。
お役に立てば幸いです、ではー
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