一つに集中して、いち企業づつ選考を進めていく人もいますし、
受けられるものは全て挑戦してみる人もいます。
リスクヘッジという観点と、他にどのような募集があるのかを知って納得して転職先を選択するために、複数の選考を進めておくことをおすすめします。
複数の選考を同時に進めておくべき理由
外的な要因
複数の選考を進める場合、優先順位は常に考えるべきの一方で、オファーが出るまではいくら選考が進んでいても、白紙になる可能性があることは忘れないでおきましょう。
あなたの企業からの評価に関係なく、外部的な要因によるリスクもあります。
面接プロセス中に企業のビジネスの雲行きが変わることは可能性として十分に考えられます。
結果、予算が急に取れなくなることもあります。
最初で最後のベストなオファー
初めて受けた面接で、いきなりオファーが出ることもあります。
最初で最後のベストなオファーかもしれません。第一希望の企業でなかったり、エージェントから紹介された企業の場合は特に「この会社でいいのか」と悩むことになります。
比較対象なしに、すぐに判断を下すのはなかなか難しいです。
ただオファーを出した企業も、ビジネスですから、いつまでも待ってくれるわけではありません。
他の候補者を待たしていれば、オファーを取らない場合、次の優先順位の候補者の選考を進める必要があります。
オファーが出てから、通常1週間のサイン期限が目安です。
それ以上待ってくれるのも、どうしてそこまで人材を欲しているのか、他に候補者はいないのかと少し不安になります。
初めて受けた企業でいきなりオファーが出てもなかなか決断がしにくいですよね。
かといって、書類選考前、もしくは面接中の募集と比較しても、そっちでオファーが出るのかどうかはわかりません。
その結果、現職に残る選択肢がある場合には良いですが、時限付きで転職活動をしている場合には、かなり悩みます。
オファーはいつも比較できるわけではない
オファーを2、3個持った上で比較ができることは稀であることを頭の片隅に置いておきましょう。
少しでも比較ができるように、応募しとけばよかったと思う企業には早い段階で応募をしておきましょう。
結局、転職は縁とタイミングによる部分が大きいです
自身が転職したいと思ったタイミングで企業が求人を出しているとは限りません。
また企業が求人を出しているときに、自身の準備ができていなかったり、現職に集中したい時期であったりもします。
転職活動をするからには、オファーが出たときに納得して、決断できるように、自身の中で転職の軸を固めておくのがベストです。
今回の転職の目的は何なのか。優先順位をつけておきましょう。
例えば、
- 年収アップや環境を変えるなど短期的なゴールなのか。
- 自身のいる業界を変えて挑戦していく、中長期的なゴールなのか。
オファーが同タイミングで複数出るのは稀なので、他のオファーとの比較はできない前提で、オファーが出たときにベストなチョイスができるように考えておきましょう。
興味がある募集には積極的に応募しましょう。
もしかすると、書類段階でお見送りになるケースもありますし、一次面接で直接会ってみた現場の上司と馬が合わないことなど、ご縁がないこともあります。
全部選考を受けなくても判断ができる場合も多いです。
同時に比較ができるようにオファーを揃えるのは難しいものの、少しでも選考を進めておくことで納得して判断ができる判断材料を集めることができます。
まとめ
時限付きで転職が必要な状況で、初めから絶対に一社しか受けないというのはリスクが大きすぎます。
たとえうまくいった場合でも、そのオファーを取ることができるように、比較なしにそのオファーを取るのはそれなりの決断力が必要です。
他の募集も見ておく、受けておくことが、最終的に自身の中でも後悔しない判断をできることにつながります。
後悔しない転職にするためにも自身が納得できるのかは重要なポイントです。
お役に立てば幸いです、ではー
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