仕事をやめて転職活動を始めるのは間違い?【現職を最大限活かす方法】

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自分が何をしたいのかわからないものの、現職が忙しすぎるので、キャリアを見つめなおす上で、仕事をやめてから、腰を据えて転職活動をしようと思う。」場合には注意が必要です。

私自身もそう考えていました。

振り返ると辞めずに転職活動をしたことが効果的であったと思います。

理由は、大きく分けて以下の二つです

  • 2つの軸で自己分析を効率的に進められたこと
  • 現職に残るということを選択肢に持てたこと

現役転職エージェントでありがながら、自身も転職活動をしてみて、実際に体験したことをベースに書いてきたいと思います。

今回は、ビズリーチのコンシェルジュによるセッションを使い、自分自身の中で発見があった考え方について記録に残しておきたいと思います。

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内面の分析だけではない、自己分析における2つの軸

たとえ時間を確保できたとしても、自分だけで転職活動やってもなかなかうまくいかない」コンシェルジュとのセッションで言われた一言が印象的でした。

現職において転職を考えている状況であればこそ、

忙殺されてそもそも転職活動の時間が取れなかったり、

次のことを考える余裕さえない、という状況の方が多いかと思います。

今すぐの転職をしなくてはいけない追い込まれた状況でなければ、現職に働きながらの転職活動がおすすめです。

メリットの一つ目として、自己分析を効率的に進められたことです。

「自己分析は一人でやるものではないのか。」私もそう思っていました。

そのため「現職で働き続けること」がなかなかリンクしませんでしたが、盲点だったのが自己分析には2軸あったことです。

  • まず1つ目は、自己の軸を棚卸しなど内的な分析
  • 2つ目は、自己を活かす場所、環境など外的な分析

能力がいかに優れていたとしても能力単体では活かせません。

どういった環境において、その能力が活かせるのかを考える必要があります。

イルカが超音波を発信して周りの環境を把握するように、

自身のアクションに対して、返ってくるフィードバックで自己の能力を判断してみます。

場所があるほうが、自分へのフィードバックを感じながら分析できます

現職の環境を活かしながら転職活動を進める

具体的にどういうことかというと、まずは今の現職をベースに考えてみましょう。

ここがよかった現職。入社の理由を振り返る

現職を選んだからには、入社時点では選んだ理由があるはずです。

転職を考えているなら、残念ながら選んだその理由こそが実現されていないケースもあります。

そこから、次の転職先に対して求めること、条件や環境に対する希望が今の現状と比較して考えることができます。

私の場合は、グローバルな環境を求め、外資系企業を選びました。

上司も同僚も多国籍で、日本に居ながらにしてグローバルなチームで働くという目的は実現されていました。

一方で、転職エージェントとして企業への求職者の紹介をするところまで、という企業のサービスの限界にもどかしさを感じていました。

ここから転職を考え始め、次の会社では今良いと思っている部分を維持しながら、さらに自分自身が挑戦ができる環境というところで、転職活動における軸を考え始めました。

そうすることで、現職と同じ環境を転職先に選んでしまうことを避けられます。

日々の業務から自己を見つめなおす

組織で仕事をしていると、社内、社外多くの人と関わる機会があります。

自分一人で自己分析をしても、ぱっと強みや弱み、好き嫌いは出てきにくいものです。

それが日常業務の中で考えてみると、不思議と出てきます。

自己分析の観点をもって、日常業務の中で人と関わる中で考える方が、具体的な事例をもとに考えが進みます。

特に、他人からもらうフィードバックと、同僚との仕事のやり方の違いに目を向けて見ましょう。

日々の業務でタスクをこなす中で、他人からどのような評価をもらっているのか意識してみましょう。

そうすることで自分自身が他人からどのような評価を受けているのか、第三者の視点で知ることができます。

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私の場合は、エージェントとして顧客との関係作りが得意で、新規の求人が決まるといつも真っ先に依頼をくれる顧客がいました。

どうして、そういった信頼関係を築くことができたのかを考えてみると、

候補者の紹介の際に、顧客の採用ニーズを丁寧にヒアリングして、精度の高い候補者の紹介を心がけていました。

その分、同僚比較して候補者の紹介数が少なかったり、いち顧客とのコミュニケーションに時間を割き過ぎてしまっていたことがありました。

ここから、他のコンサルタントと比べて、

  • 新規顧客開拓よりも既存顧客とのリレーションから成果を出すことが多い
  • 関係性があるからこそできるヒアリングのもと、精度の高い紹介を心がける
  • 同時に候補者へも他のコンサルタントよりも解像度の高い案件紹介ができる

など、自身の仕事における価値観や得意なこと苦手なことが見えてきます。

ここから課題解決により深く関われるキャリアを考え始めました。

現職で使えるリソースを転職に活かす

転職活動に使える現職のリソースは意外とあるものです。

私の場合、転職エージェントは、仕事で転職に関わるので情報が豊富です。

世の中の求人のトレンド、自分自身の経験を話すのが上手な求職者など、日常業務の中で自身の転職活動にも役立つ情報に触れることができます。

転職エージェントは極端な例ですが、それ以外でも、業界、競合他社などビジネスの動きから、今後伸びるであろうビジネスチャンスを考えてみたり、

業務の中で使っているツールやサービスであれば、当事者としてその有用性も知っています。

そういった企業での求人情報を見てみる、というアプローチも有用です。

精神的な余裕

自己分析が効率的に進むこと以上に重要かもしれないのが、この2点目です。

現職を続けながら転職活動をすることにより、時限なく余裕をもって進めることができます。

また転職活動の結果、現職に残ることを選択肢として持てるのも大きな違いです。

退職して、転職活動を始めると、コミットメントは上がるかもしれません。

同時に内定をもらった企業で決めなくていいのかという、プレッシャーや焦りも出てきます。

現職を続けながらの場合、ソナーとして試してみるように、応募してみながら、どのような企業、求人から反応が返ってくるのかを見てみることもできます。

求人を見ていてどうか。どういう求人に興味があるのか。

企業へボールを投げてみて、合否の結果として持つ。

自己分析を進めた結果、「現職いいじゃん、もう少し頑張ってみよう」と思えるようになるのも一つの成果です。

転職したいかもと中途半端考えながら仕事をするよりも、キャリアを考えたうえで納得して現職に勤める方が自分にとっても会社にとってもwin-winです。

ビズリーチのコンシェルジュはこういった結果であってもサポートしてもらえるので、自己の整理がしやすいです。

まとめ

仕事を辞めずに転職活動をするメリットについて書いてきました。

理由としては特に2つです。

  • 2つの軸で自己分析を効率的に進められたこと
  • 現職に残るということを選択肢に持てたこと

現職に残ることができず、転職活動が必要になるケースもあるので、現職で働きながら転職活動ができるのはラッキーなケースだと思います。

終身雇用が無くなったと言われ久しく、最近のレイオフを見ていると、今どんなに成長している企業であったとしても今後のことはわからない世の中になってきました。

転職活動を始めて、自己分析をするというわけではなく、

転職を考えていなくても中長期のキャリアを考えるという目的で自己分析をしてみるのも良いかもしれません。

その点、ビズリーチのコンシェルジュのサービスは、転職活動を始める前でも、キャリアの棚卸しをする上で非常に役立ちます。

また専門のキャリアコンシェルジュとのセッションが無料なので、試してみて損はありません。

ビズリーチはコンシェルジュ以外にも、求人情報や転職エージェントとの出会いがあるサービスなので、転職を考える前であってもおすすめのサービスです。

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お役に立てば幸いです、ではー

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