オファーをもらった際の確認事項とは?【現役転職エージェントが実際に行うアドバイス】

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選考プロセスが終わり、嬉しいところではありますが、

はやる気持ちを抑え、オファーについての流れを見ながら、注意しなくてはならないポイントについてこの記事では、見ていきましょう。

内定承諾の流れ

実際にオファーレター提示から内定承諾までの流れは下記になります。

  • オファー金額や条件などオファーレターの確認
  • オファー面談
  • オファー受託。意思決定とサインの可否

オファーレターの内容確認

内定を承諾する前提でも、すぐにサインをせず、

必ず記載内容を確認して、慎重に判断しましょう

オファーレターをもらったらまずは条件など記載事項の内容を確認しましょう。

記載内容の確認ポイントは以下です。

  • 入社予定日
  • ポジション、役割
  • 労働条件(勤務時間、勤務地、休暇、業務内容)
  • 試用期間と試用期間中の扱い
  • 給与、賞与の支給方法や条件
  • 残業代や管理職手当の有無
  • 福利厚生
  • オファーレターの回答期限

現職で当たり前と思っていることが意外と会社によって違ったりするので注意が必要です。

特に注意するべき5つのポイント

入社予定日

入社予定日が、自身の希望とは違う場合には注意です。

遅くなることで、他の候補者との比較ポイントとなる可能性もあるので、確認した上で必要によっては慎重に調整を依頼する必要があります。

入社予定日がここで決まるので、現職との退職交渉で入社ができないとなってしまわないよう注意が必要です。

入社日に調整ができないのは、社会人としてパフォーマンスが悪いという評価を受けかねないので、なるべく、選考中に合意した入社日で調整できるようにしましょう。

ポジションと役割

選考の結果、評価された強みに応じて別のポジションをアサインされることもあります。

求人票よりも要件が広くなっていることもあります。その分給与が想定よりも多いのかなど条件を見ておきましょう。

入社後のギャップにならないよう、求人票との内容に相違がないか確認が必要です。

試用期間と試用期間中の扱い

試用期間中は、給与、もしくは雇用形態が違うという場合には要確認です。

試用期間中を終了してから有給が付与され、それまでは欠勤扱いになるケースなどもあります。

既に試用期間中に休みを取らなくてはいけないことが決まっている場合には先に確認をしておきましょう。

給与、賞与の支給方法や条件

意外と見落としがちなのが、結局月収がどう現収入と変わるのかという部分です。

ボーナスを含めたパッケージが増額していても、15ヶ月割というように、3ヶ月相当は賞与として特定にタイミングでの支払い、というようなケースなど、支払いのタイミングも注意が必要です。

賞与は、入社タイミングに応じて、月割など按分されるケースが一般的です。

初年度から、満額で支払われるという思い込みは注意が必要です。

賞与については、業績連動型と呼ばれる会社の業績に紐づくものや、個人のパフォーマンス次第というケースもあります。

直近の企業の業績やその結果の支給の実績についても確認してみるのが良いでしょう。

個人パフォーマンスについても、人事評価の制度や社内の何%の人がどの程度の割合でボーナスをもらっているのかなど、大企業では人事が統計データを持っているケースもあります。

社内の数パーセントしか満額をもらっていない場合や、最近多いのがコロナを含む社会的な情勢により過去3年ボーナス支給なし、という場合には賞与分について慎重に考える必要がありそうです。

残業代や管理職手当の有無

職位によって扱いが異なるケースもあるので、確認が必要です。

見込み残業が設定されていて、それがパッケージの固定給の一部として計算されているケースもあるので、現職で残業代を当てにしていた場合などは注意が必要です。

また管理職になれば、残業代の設定がなく、その代わりに手当てとして支給されるケースもあります。

オファー面談

オファー面談は、選考最終段階において、プロセス中では聞きにくかった質問を候補者からも積極に確認できる機会になります。

オファーレターの条件や内容で理解ができない部分や懸念があればこの場での確認が可能です

採用担当者もしくは人事担当者とサイン前の懸念をクリアにする最後の機会です。

オファー面談についての詳細はこちらの記事をご覧ください。

オファー面談で聞くべき質問についてはこちらの記事をご覧ください。

直接は企業に聞きにくい質問も、エージェント経由なら確認してもらいやすいですし、特に市場の一般的な水準との比較しての評価も確認することが可能です。

エージェントを使うメリットについてはこちらの記事をご覧下さい。

オファー受諾

オファーを受け取るとなっても、回答方法が間違っていたり、期限を過ぎてしまえば、最悪白紙になってしまうこともありますし、

入社前から、社会人としてのパフォーマンスが悪いという印象になってしまう可能性もあります。

他社のオファーとの比較をしている場合などは注意が必要です。

意思表示の方法

回答方法として、郵送もしくは、メールでの意思表示が一般的です。

オファーレターをスキャンして、送付。原本は出社してから、というケースも多いです。

他社の選考の辞退

意外と狭い業界ですので、いつどこでお客様になったり、未来の上司になるかわかりません。

最低限のマナーとして、オファーを受諾したら、他の選考については辞退の旨を伝えるなどなるべく早く状況をアップデートを忘れないようにしましょう。

サインをしたオファーレターの辞退については、こちらの記事で書いています。

まとめ

オファーの流れを知って、スムーズに進めましょう

お役に立てば幸いです、ではー

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