「退職ってどういう流れで進むのか?」
人生で退職の経験が豊富な人の方が少数派です。
一方で転職エージェントのコンサルタントは、転職が決定した転職者を入社までサポートする手前、退職におけるエピソードもよく聞きます。
退職はどのようにみんな進めているのか。
転職先が決まり、退職の意志が決まったこの時点からは、いかに退職をスムーズに進められるかが鍵です。
想定される退職のプロセスを理解して、準備しましょう。
オファーから退職までの流れ
退職手続きは以下の3つの流れです。
- 退職手続き
- 引き継ぎ
- 有休消化
時間がかかってしまうのは、これから勤務する転職先に心配をかけてしまうだけです。
現職からの引き止めに上手く対応して、できる限り円満な退職をしましょう。
退職手続き
オファーを受託することを決めたらなるべく早く人事もしくは上司に退職の意思を伝えましょう。
現職の社内で退職手続きを始めるのは、転職先のオファーにサインした後です。
転職活動を始めたら、就業規則をチェックしておくのがベターです。
目安として、1ヶ月前の通知としている企業が一般的です。
民法上は、2週間前の通知とありますが、会社の就業規則を優先するほうが常識的にベターです。
特にコロナ禍で上司と直接話す機会も減っていたので、なかなか話しにくかった自身の退職の記録について書いています。
退職手続きを進める中で発生するのが、現職との退職交渉です。
転職先の入社日に間に合わず、ずるずると伸びてしまうのは、転職先での印象が悪くなります
引き止め交渉は早めに終わらせるようにしましょう。
引き留め交渉、カウンターオファーについては、こちらの記事をご覧下さい。
引き継ぎ
「立つ鳥後を濁さず精神」で、プロフェッショナルに退職の手続きを済ませましょう。
- 後任の方の採用活動、面接対応
- 業務の引き継ぎスケジュールを作成し、スケジュールに沿って引き継ぎを進めます
辞める直前に慌てなくて済むように、転職活動を始めたタイミングで引き継ぎ資料の作成を少しづつ始めるのがベターです。
有休消化
入社日を確認して、有休消化前提で調整しましょう。
有休消化ができない場合には、買い取ってくれる企業もあるので、事前に人事や就業規則の確認をしておきましょう。
まとめ:
退職の意志が決まっているこの時点では、現職へ明確に退職の意志を伝えましょう。
交渉もあるかとは思いますが、長引いてしまうのは、転職先の印象が悪くなっていくだけです。
とはいえ、現職にも恩があり蔑ろにはできないので、
プロフェッショナルに立つ鳥跡を濁さず精神で、確実に退職手続きを進めましょう。
お役に立てば幸いです、ではー
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