Fuji Featherの人気の理由を見ていると、「自分好みのカスタムがしやすい」という記事やコメントが多く出てきます。
構造がシンプルなピストなので、私も早速カスタマイズして見ようと思い立ち、
最終的にこんな感じに落ち着きました。
カスタマイズに向けて、立ちはだかったのが、自身の自転車に使われているパーツの規格でした。
私は、ピスト自転車が趣味で好きなただの素人ですので、間違っている部分もあるかと思いますが、
こんなやつがいるのかと、生暖かく見守っていただけますと幸いです。
Webでは見つからないところは実際に試行錯誤しつつ、収集した私のFuji Featherのパーツについての記録を残しておこうと思います。
中古で購入したFuji Feather
自転車を購入したお店で一目惚れしたのが、ピストバイク、FujiのFeatherでした。
中古で購入しました。
家に帰ってWebで調べてみると、パーツは所々違うもののフレームは2012年のモデルっぽそうです。
この公式のFujiのページに記載されている情報に加えて、「Fuji Feather カスタム」と調べると、先人の知恵が出てくるので、それらを参考にさせていただきました。
人気のフレームはカスタマイズ例が豊富なので助かります。
サドル回り
シートポストは27.2mmとクロモリのフレーム、競輪のピストで一般的なものです。
シートポストは、中古を買った時点で固着していたので早々に切り落としてしまいました。
サドルはレール幅30.0mmです。
サドルは、前後や高さ、角度の微妙な調節が気になるので、私は六角レンチのセットを携行しています。
クラシックな見た目のセラ サンマルコのコンコールのシルエットが好きで愛用しています。
ハンドル回り
完成車に装備されている純正ステムは、いわゆる1インチステム、スレッドステムというものです。
特徴的なのが、クランプ径が26.0mmなことです。
海外のFujiのアーカイブページには、スペック表にHandlebar : Fuji Classic alloy track, 26mmの表記があります。
「Fujiの完成車の不思議」と言われているようで、競輪ハンドルやピストに使う多くのハンドルは25.4mmなので、注意が必要です。
この0.6mmに悩まされる話はこちらの記事どうぞ。
中途半端にグリップが取り付けられていたので、バーテープに変更しました。
MLBの野球選手のバットのテープにも採用されている、リザードスキンのバーテープをチョイスしました。
グリップ感と衝撃の緩和を期待して、厚めの2.5mmを使っています。
ドロップハンドルに巻くと、存在感はありますし、少し高いですが、期待通りのグリップ感です。
すっきりした見た目が好きだけど、リザードスキンに興味がある人は1.8mmも良いかもしれません。
クランク周り
ボトムブラケットはシェル幅68mm/軸長103mmのJIS規格と一般的なものです。
チェーンは、1/8’ x 1/2’でいわゆる厚歯と呼ばれる部類です。
ペダルは純正で装備されているものなのかわかりませんが、wellgo K20427と刻印のあるペダルがついていました。
完成車の写真にはトゥークリップとストラップがついているようです。
幅広のペダルストラップは通りませんでしたが、ペダルを裏返すひっかけ部分もあり、トゥークリップの取付用の穴もありました。
クランクは、PCD130です。この規格はチェーンリングの選択肢が少ないです。
SuginoのMessengerぐらいしか見つけられませんでした。
標準的なのはPDC144のチェーンリングです。
人気のSuginoの禅などの競輪パーツや、ダイレクトクランクでSRAM OMNIUMや、MICHE PISTARD AIRが該当します。
私の場合は、MICHE PISTARD AIRにを採用しました。
初めてのクランクのカスタムにおける苦悩はこちらの記事をどうぞ
また、ペダルストラップの取付でも悩みました。苦笑
タイヤ周り
フォークエンドにリアエンドも現行の規格でフロントが110mm、リアが120mmです。
私の場合は、バトンホールにあこがれてDinerのバトンホイールと、ディープリムのホイールをチョイスしました。
完成車に装備されている純正のリアホイールハブは、「フェザー用のコグ」を用意する必要があります。
フリーから固定コグへの変更や、ギア比を変えたい場合にこのコグ問題に直面します。
タイヤは700cサイズで、完成車は25cのタイヤを履いているようです。
私は、サイドのロゴがかっこいいThickslickの白がお気に入りです。
他のブランドに比べて、サイズが大きめという記事をよく見かけます。
25cでも28cぐらいの太さがようです。
また、「タイヤが固く取外しに苦労する」というコメントも見ますが、個人的には定番のPanalacerのタイヤレバーで問題なく取り外しができています。
ブレーキ回り
ブレーキ穴があり、キャリパーブレーキが取り付けられています。
ブレーキレバーは、完成車に装備されているドロップハンドルの握り径23.8mmに合わせて、PAULのe-leverを変えました。
まとめ
Fuji Featherの様に長年にわたり人気のフレームには、カスタマイズ例の記事が多く見つかるので、ありがたい限りです。
公式のスペックだけではわからないところや、パーツの組み合わせによる罠も多くあるので試行錯誤が必要です。
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