「リモートワーク求人」ってほんとにあなたに合ってる?合う人と合わない人

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コロナ禍をきっかけに日本でも一気に広まったリモートワークの推進。

約3年がたち企業側も各社方向性は異なり、コロナ禍では完全リモートを推していた企業も、現在は週に数日オフィス出社を求めるハイブリット勤務へ移行する企業も増えています。

従業員もリモートに対して、自分に合っていると思う人とそうでない人と、賛否両論です。

Kirin
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働き方改革が叫ばれる中で注目が高いリモートワーク制度ですが、慎重に判断する必要がありそうです。

もしあなたが、今テレワーク、在宅勤務を中心とする働き方が求められる企業に転職をしようとしている場合、注意が必要です。

なぜなら働き慣れた現職でリモートワークをするのと、転職先でいきなりリモートワークで業務を求められるのでは、状況が異なるからです。

リモートワークの特徴と企業がリモートワークをどのうに捉えているのか見定める方法について見ていきたいと思います

リモートワークを希望で転職を検討されている方へも、お役に立てる内容かと思います。

見極めが重要。特に未経験職種では注意が必要

次の転職先でリモートワークの制度がある企業を希望する人も多いのではないでしょうか。

特にコロナ期間中に転職した人からのフィードバックで下記のようなことをよく聞きます。

  • 「デスクや椅子、照明など自宅で仕事しやすい環境を整えられなかった。」
  • 「家族などプライベート空間と分けることができず集中しにくい。」
  • 特に営業職では「同僚や上司の営業トークなどのスキルを学びにくい」

キャリア採用の場合、例え未経験の業界であったとしても、即戦力として短期間でパフォーマンスを出すことを期待されます。

ハイブリット勤務でオフィスに行ける選択肢がある場合は良いですが、フルリモートもしくはオフィスには月数回程度の出社のみという状況の企業の場合には注意が必要です。

リモートワークには、個人の向き不向きもあります。

上記を見て、「自分やっぱりリモートワーク無理かも」と思う場合には、出社メインの環境を選び直すのも良いかもしれません。

Amazonやディズニーという企業では、在宅推進を見直しハイブリットを求める動きや、イーロン・マスクは原則出社命令を出すなど、状況がまた変わりつつあります。

自身のキャリアにおけるゴールや、次の会社で実現したいことを一度整理してみましょう。

その上でリモートワークの環境が適しているのか、一度考えて見る必要があります。

また企業がどういった理由で働き方に対する方針を持っているの禍、そこに自身は共感できるのかも、会社とのカルチャーフィットを考える上で重要なポイントです。

リモートワークのデメリット:

コミュニケーション不足: 

カジュアルな話をするためにも、ミーティングが必要で、理由なしに話すということが難しいです。

リモートワークが寂しいと感じる人も実際に多いです。

ちょっと聞きたいことをなかなか聞けない、また周りの声が聞こえるという状況もありません。

特に慣れない業界だと、何気ない話の中に学びがあるケースも多いです。

特に営業職では、打ち合わせへの同行や、電話で話している営業トークから学ぶことが多いです。

リモートワークが推奨されている環境で、実際にほとんど出社がなく、入社して3ヶ月が経つもののまだ話したことがない人のほうが多いというケースもあります。

リモートワークの導入の状況について確認するべきポイント

選考プロセスで現場の働き方までの質問はしにくいところもありますが、オファー面談までには確認してみましょう。

リモートワークへ会社の理解を見極めるのは、企業の投資は重要なポイントです。

例えば、

リモートワークで働くための工夫があるかどうか。

チーム全員との30分のキャッチアップやグループワークなど、リモートワーク化におけるチームビルディングに対する考え方や取り組みからも企業の姿勢が見えます。

結局は、働き方や制度を通して、その会社の考え方や価値観に自身が共感できるかが重要です。

コロナ禍からハイブリットや、完全オフィス出社を貫く企業もあります。

一方でリモートワークの制度だけがあって、実際にはリモートワークしにくい雰囲気、というケースもあります。

そういった企業では、社会的な状況に応じて、在宅勤務の制度が廃止される可能性もあります。

オフィス出社を求める理由を確認してみましょう。

チームの協調性を上げるためや、新入社員のオンボーディングを早めるために最初の期間だけで、後はチームのマネージャー次第というケースもあります。

様々な理由がありますが、結局はその理由や企業の方針に自身が納得できれば、中長期的にカルチャーにもフィットすると思います。

企業による制度の変更に振り回されることのないよう一度確認してみましょう。

まとめ

非常時に必要に迫られて導入したものの、制度として外形化しているケースも少なくありません。

リモートワークでのチームマネジメントは管理職から見ても、より高度なマネジメントスキルもしくはこれまでとは異なる別のフレームワークが求められます。

リモートワークにおける「サボり」も社会的に話題になり、実際に制度を廃止する企業も増えています。

リモートワークに対する考えは、企業によって異なります。

できる限り実際の現場での実情や、制度について確認してみるのが良さそうです。

リモートワーク等は個人の働き方に選択肢を与える素晴らしい制度だと思います。

特に専門性が高く、自身の業務イメージが明確な人など、リモートワークはうってつけだと思います。

一方でジュニアな人や未経験業種にキャリアチェンジをした人など、学びが必要な人には難しい環境です。

キャリアのゴールを考えたときにどのような環境が今必要なのか改めて考えてみましょう。

お役に立てば幸いです、ではー

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