「この会社でやっていくのは、もうダメかもしれない…。」
昨今のリストラのトレンドでは、マネジメント職、リーダーシップ陣から解雇されるというケースもありました。
すぐの転職ではないものの情報収集を考え始めたなら、サイトへの登録だけでもしてみましょう。
もしくはエージェントとの面談を設定するのもベターです。
大きな責任が伴うシニアなポジションこそ、会社を上げたプロジェクトにアサインされていてすぐに身動きをとれないケースも多いのではないでしょうか。
とはいえ、いつ退職勧奨を告げられるかわからない世の中となってきました。
特に部長、本部長クラスのシニア層のあなたはどうして転職活動を本格的に始める前から、動くべきなのでしょうか、
好条件のポジションを見逃さないために情報収集をするべき理由を見ていきます。
シニアなポジションでの転職
シニアなポジションほど、母数が少ないです。
それは単純に、組織においてマネージャー以上の管理職の方が、スペシャリストなどのチームメンバーポジションよりもヘッドカウントが少ないからです。
ただでさえ少ないポジションですから、エージェントに希望を伝えておくのが良いです。
そうすることで、エージェントからポジションが入って来次第コンタクトをもらうこともできます。
転職しなければならない状況になってから動くのは、リスクもあります。
少ない選択肢の中で、妥協して動かなくてはなりません。
現職へ残留する選択肢を持った上で動くほうが、気持ち的に余裕を持って転職することができます。
シニアなポジションの採用事情
たとえ特定のブランドをウォッチしていても、表に出る前にクローズしてしまうケースがほとんどです。
業界のネットワークを持っており、業界内のポジションの動きについての情報交換ができていればよいですが、
多くのケースでリファラルで決まってしまったり、特に欠員募集の場合は特に表に出さずに内々に非公開案件として動くことも多いです。
単純にジュニアな職位は増員になりやすい一方で、数として少ない管理職は欠員募集もしくは、新規事業部の立ち上げなどがない限り基本的には募集しません。
ただでさえ少ないシニアなポジションですから、エージェントの提案を期待するのも一つの方法です。
Linkedinや、ビズリーチ、キャリアクロスなどプロフィールを登録しておくだけで、エージェントからのスカウトを受けることができるサービスもあります。
Linkedinの活用方法についてはこちらから
紹介された求人に少しでも興味がある、もしくは希望している条件に合っている場合には、3か月に一度を目安にでも話を聞いてみるのがおすすめです。
まとめ
転職を考え始めたら、転職サイトに登録して市場の状況を見てみましょう。
もしくはエージェントと話すのもおすすめです。
そうすることで、今よりも良いポジションがそもそもあるのかなど、市場における情報収集や、客観的に自分が置かれているポジショニングや、自身の市場価値についてつかむことができます。
直近のレイオフでは、高年収の管理職から退職勧告が始まったという話も少なくありません。
転職せざるをえなくなる前に、情報収集を始めましょう。
お役に立てば幸いです。では!
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