「明日は面接。どんな回答の準備すればいいんだっけ?」
いざ面接となり、「どんな質問聞かれるんだっけ?」と面接が久しぶりだとついつい準備も忘れがち…。
前日にパニックになって検索しているあなたも大丈夫。
ざぁーっと想定質問を見たい方へ、面接でよくある質問8選をまとめました。
実際に私が転職エージェントとして、求職者の方へおすすめしてきた面接に向けて最低限回答を準備するべき質問8選をご紹介します。
下記の質問を見て、頭の中で考えるだけではなく、
可能であれば、紙に書き出してみたり、声に出して回答してみましょう。
面接でよくある質問8選
内定の可能性をより高める上で、質問に対していかに自信を持って答えるかは重要なポイントです。
想定質問に対して準備しておくことで、突然の質問に回答を準備していなかったと、焦らなくて済みます。
下記に、面接でよく聞かれる質問8選について質問の意図と合わせて見ていきましょう。
またどの質問に対しても、常にポジティブに答えることを意識してみましょう。
Q1 自己紹介をお願いします。
面接の1つ目の質問として一般的な質問です。
自己紹介として、「氏名」「プロフィール」「過去の職歴」「締めの言葉」を簡潔に説明しましょう。特にポジションに関連のあるスキルを強調しましょう。
その後の深掘りの質問で話を展開させていけるように、コンパクトに略歴を伝えます。
Q2 これまでに達成したことを教えて下さい。
自己PRのチャンスです。
過去の成功事例など企業が求めている人物像にマッチする経験を話します。なるべく直近の例を選びましょう。
それに対してどういったスキルを活かし、結果どうなったのかまで、まとめておきましょう。
経験を話す際にはSTARメソッドというフレームワークが使いやすいです。
「いきなり経験と言われても思いつかないよ」、というあなた、経験については必ず面接で聞かれます。
具体例付きでご紹介していますので下記の記事をご参照ください。
Q3 志望動機は何ですか。
「どうしてこの会社に応募をしたのか。」志望度の高さを知ろうとしています。
加えて、価値観として企業とのカルチャーフィットや、今回の募集及び今後の会社の方向性にマッチしているかを見ています。
商材に対する個人的なエピソードを交えるのも良いです。
Q4 困難を乗り越えた経験について教えて下さい。
どういったものを“困難”と捉えるのか、また解決のためにどのようなアプローチを取るのかその傾向を見ています。
自身の失敗談でも良いですが、仕事上困難だったシチュエーションを選びましょう。
どのような問題だったか、そしてどのような解決法を取ったのか説明します。
Q5 転職理由を教えてください。
現職を批判することや、環境に対する不満を伝えないようにしましょう。
質問の意図としては、転職をして何を実現したいのかを見ています。
一つの方法としては現職の特徴について話すのが良いでしょう。
例えば会社規模や、 仕事の質や顧客との繋がりなど、物足りなさを感じている部分を変えたいというのもよくある転職理由です。
たとえネガティブな部分であったとしても、その課題に対して仕事の一部として、対応していると答えましょう。
Q6 あたなの長所・強みは何ですか?
あなたがどういうことに強みを持っているのか、それを裏付けるエピソード、それを入社後どう活かせるか、を意識して話しましょう。
技術的なスキルの高さや、キャッチアップ・学習の速さ、ゴール達成のための決意、前向きな姿勢、チー ムプレー、また自主性についてを盛り込むといいでしょう。
Q7 あなたの最大の短所・弱みは何ですか?
自己分析がどの程度できる人なのか、そのレベルを見ています。
“何もありません。”はNGです。客観的に自身を分析できているかが見られれています。
今後伸ばしたい経験不足のところなど、併せてそれに対して取り組んでいる対策も併せて話します。
Q8 あなたのキャリアビジョンを教えて下さい。
採用担当者が、入社後に候補者が期待していることを企業が実現できるのかを知ろうとしています。
キャリアパスとして、長期的に定着する可能性があるのかも見ていますので、たとえば、3年、5年という具体的なタイムラインを合わせて話すとよりイメージが付きやすいです。
Q9 ストレスと感じる時の解消法を教えて下さい。
難しい環境下に置かれた際のあなたの反応ついてを知ろうとしています。
ストレスを感じている状況を客観的に捉えることができるのか、またストレス耐性を見ようとしています。
ストレスを無視するのではなく、それに対する解消法や自身の中のルーティーンや、モチベーションのコントロールの方法があればそれを伝えましょう。
面接官に応じた想定質問
上記の基本的な質問に加えて、面接者によって異なるポイントで質問がされます。
特に一次面接では、直接の上司もしくは同僚となる現場メンバー、もしくは人事担当者のケースが多いです。
上司もしくはチームメンバーの場合、よりテクニカルな質問、人事の場合は、人事的な質問への回答を準備しておく必要があります。
テクニカルな質問については、改めて求人票を見直して、募集要件で求められているスキルについて、関連する実務経験を答えられるように準備しておきましょう。
人事的な質問については、特に下記のご質問に対する回答を考えてみましょう。
- 新しい機会を探している理由。転職を考えたきっかけ。
- その企業で働きたいと思った動機や興味について。なぜその企業なのか?
- 入社後何を実現したいのか?今までの経験をどのように企業で活かすか?
- その企業、業界や商材に関する知識。商品やブランドについてどう思うか?
- 中長期のキャリアプラン。3年後5年後のなりたい姿。
もし消費者向けの製品を扱う企業など、実際に商品を見ることができたり、販売店がある場合は、一度足をお運ぶのも、企業を理解する上で役に立ちます
特にラグジュアリー業界は特別です。当たり前のように店舗についての意見を聞かれることも少なくありません。
このような業界ならではの「知ってたら準備できた」面接対策もあります。
これを機に業界のプロと転職活動をしてみたいと思った方、下記のラグジュアリー業界の転職エージェントの記事をご参照ください。
まとめ
面接でフリーズしてしまわないよう、これだけは必ず聞かれるという最低限の質問について紹介しました。
もし今初めて面接準備をしたという方、面接は慣れによるものが多いので面接での回答も一発ではうまくいかないかもしれません。
逆に言えば準備さえできれば、自分の中でも自信をもって面接に対応できるようになります。
面接だけではなく、転職活動におけるプロセス全体をサポートしてくれる人がいるのは非常に心強いです。
転職エージェントを使うメリットについては下記をご覧下さい。
お役に立てば、幸いです、ではー
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