状況は様々なので一概には言えませんが、転職を選択したタイミングだったなと思う瞬間を振り返って書きたいと思います。
自分は何がしたくて、どう行動してきたのか振り返ってみます。
結果幸いにも、点が線につながってきている感覚はあり、後悔はありません。
“グローバル“への憧れと、コンプレックス
大学時代に交換留学に行ってから、仕事で英語を使うことがいつの間にか自分の希望になっていました。
ただ、新卒の就職活動で、当時海外駐在=グローバルだと思っていた、自分はことごとく商社の面接で落ち、いつの間にかグローバルで働くのは自分には遠い憧れと思うようになっていました。
ただ幸い、インターンで入った10数名規模の一社めの会社で、唯一の英語話者として海外クライアントの事業にアサインされました。
そこからグローバル憧れは強まり、グローバルに挑戦できる機会に飛びついてきました。
はじめは英語を話せるのが自分ひとりのドメスティックな現場にはじまり、
次は日本企業だけど、社長が英語ペラペラで海外への進出を考えている日本のスタートアップ。
次は日本での一人目の採用をしようとする、海外スタートアップ。
そして今は社内の半分が外国籍、リポートラインも英語の日本にある外資系企業にいます。
各転換点で残る選択肢もあったと思いますが、各ステップがなければ、今の場所にはいなかったと思うので、その点は後悔はないです。
各社での転職理由を振り返りたいと思います。
退職理由
一社目: 給与の低さと成長性
海外へ学生を連れいくプロジェクトや、日本に海外の人を承知するプロジェクトを担当していました。
海外のスタートアップへの関心や、グローバルに働くことのイメージはここで初めてつきました。
ただ一方で、会社は、成長していないおらず、個人の業績に頼るばかりの小さいフリーランスの集団でした。
また、組織感もなく教えてくれる人はいませんでした。
その結果、時間ばかりかかり、8:00-24:00の業務時間で、心も体もボロボロなのに、
残業代なしの手取りはまわりの新卒の半分以下。
お金お金と言いたくはないものですが、このときばかりは、馬鹿らしくなってその不満についてしか考えられなくなったのと、働く意義が見えなくなってしまいました。
2社目:専門性を高めたい
会社にインパクトを残したい。売上への貢献など、自分の成果が見える役職につきたいと思うようになりました。
担当していたのが、会長直下の新設のチームで、海外進出のための展示会出展や、ユーザーコミュニティ向けのイベント企画だったこともあり、なかなか短期的な結果も出しにくい状況にありました。
一方で、全社会では売上のことについてのディスカッションがメインで自分が事業に関われていな感覚が強くなっていました。
この頃から、営業で自社のビジネスを実際に売るなど成果の見えることを担当したいと思うようになりました。
3社目:一時的なコロナ需要とスタートアップの難しさ
お客様に説明できない、理不尽な会社側の方向転換が増えすぎてきた頃でした。
カスタマーサクセスとして、既存顧客の方々に近かったこともあり、日本独自のプロダクトのローカリゼーションの必要性を感じていました。
結果、日本の売上の低下が続く一方で、サービスは改悪が続き、売上の低下の改善を提案しても変わらない状況に。
会社では、自分の成果に関わらず、売上が高いときは褒められて、低いときは問い詰められるという、自分ではコントロールできない期間が続いていた。
やったことが結果として見える評価のフレームワークや指標があるところに行きたいと思いました。
そして現職、4社目
今気がつけば、新卒時点で働きたいけど、遠い憧れだった“グローバル”な環境にいます。
そして、200名規模の中小企業ではありますが、社内のトレーニング制度や評価制度が整った組織で、売上だけで評価される営業をしています。
そんな今、どう感じているのかは別の記事で書かせていただいています。
退職者の退職理由に引っ張られないで
一方で振り返ってみた時に、外的な要因で自身には関係がなかったなと思うことがあります。
それは、「やめる人に気持ちを引っ張られない」ようにすることです。
やめる人と自分は違う、ということを頭の片隅に置いておく必要があります。
人望がある人ほど去っていく人から不満を伝えられるものです。
そういった不満を一度聞いてしまうと、不思議と自分も同じだと感じてしまいます。
会社の環境がよっぽど酷い場合を除き、個人の退職理由は全員に当てはまるものではないケースの方が多いように思います。
一度冷静になって、自分の目指していたゴールと、現状を見比べてみて、いつの間にか遠回りをしている道を選んでいないか、考えてみるのも一つの方法です。
まとめ
一社目で、心身ともに追い込まれてからは、
自分が持ったゴールを達成するために、近道できるチャンスに飛び込めるように常に機会を見ておこうと思っていました。
自分がやりたいことは、正直まだわかりません。
ただ、嫌いなことや他の人よりも上手くできることが自分にもあるということは、だんだんわかってきました。
自分の価値を作るということを一つの軸に、常に学びがある環境に身を置けるように努力したいと考えています。
お役に立てば幸いです。では!
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