ピスト、競輪など自転車が好きな人にタイトルを見てきていただいたのではないでしょうか。
私も困っていた張本人でWebで検索して、答えが見つからず、実際にいろいろ試してみました!
結論を先に書いちゃうと、25.4mmのステムには、25.4mmのクランプ径のハンドルを。
シムは、NITTOの25.4mmを26.0mmにするシムもありますが、組み合わせ次第です。
とはいえ、「どうしてもこのステムと、このハンドルと組み合わせたい…」と私も思っていました。
私の場合は、26.0mmのステムに幾つかのハンドルを差し込んでみたので、その経緯を書いてみたいと思います。
私は、ピスト自転車が趣味で好きなただの素人ですので、間違っている部分もあるかと思いますが、
こんな失敗するやつがのかと、生暖かく見守っていただけますと幸いです。
ここからは経緯を書いていきたいと思います。
ビンテージパーツとの出会い。チネリのスレッドステム
ピストの醍醐味、カスタマイズがしやすいから難易度の低いところからカスタムしてみようということで、ブレーキレバーの変更の後、次に交換したのがステムでした。
私のFuji Featherには、1インチのスレッドステムがついていました。
当時ビンテージパーツに憧れを抱いていた私はメルカリでたまたま見つけた、チネリのスレッドステムを購入しました。
シンプルな作りのスレッドステムにロゴが刻印されていたりするのが好きで、見た目100%で選択。
私の見つけたものは、チネリの1Aステムでした。CINELLI MILANOの旧ロゴとコルナゴ?のクローバーが入ったステムでした。
後々、このイタリア規格のステムに悩まされます。
クランプ径26mmというイタリアメーカー、ロードバイクに多い規格でした。
そして特徴的なのが、7mmの引き上げボルト。
近くのホームセンターでは、この7mmの六角レンチが見つけられず、困り果てていたのですが、Amazonではすぐ見つけることができました
ステムの次に、私が出会ったハンドルたちは下記の4つです。
- ドロップハンドル:Fuji Feather純正(26.0mm)
- ブルホーン:Mavicブルホーン(26.0mm)
- フラットバー:Linoストレートバー(25.4mm)
- プロムナードバー:Nitto LOSCO Bar(25.4mm)
Fuji Featherの完成車についている、スレッドステムのクランプ径が26.0mmというのも地味な罠です。
チネリのステムの変更と同時に、ちょうどそのタイミングで入手したMavicのブルホーンを取り付けました。
この時は意図せず、26.0mmのクランプ径に合う組み合わせでした。
この0.6mmの差に悩まされたのがプロムナードバーに変えたときでした。
26.0mmのステムに25.4mmのハンドルバーは合わない?
生活が変わり、街乗り用にカスタマイズしようと思い、目についたのがプロムナロードのハンドルバーでした。
何も考えずに、26.0mmのクランプ径のステムに、25.4mmのハンドルバーを取り付けました。
ハンドルバーが固定されない。
プロムナロードの場合、登りなどは特にバーのエンド側を上から押し込む力が加わると、バーが回転する力かかるので、どうやら余計に回ってしまいやすいようです。
Linoのフラットバーの時は、ライズもないバータイプのハンドルだったので回転方向の力が加わりづらく、運よく固定されていただけのようです。
抜けなくでよかった。
NITTOのシムをつけるが…
流石にこのままでは危ないので、解決方法を探しているとシムというギャップを埋めるものがあるようです。
Amazonですぐ買えます。便利な時代です。
つけて見てどうだったか、個人的には60点…(あくまで私の見解です。)
- 今ひとつクランプされない。
- 取り付け一苦労
シム取り付け後も、残念ながら少し回ってしまいます。
製品としては、さすがの精度で作りも良いです。
規格が合わないものを無理やり補っている上に、回転方向の力が加わりやすいプロムナロードバーなので仕方ないと思います。
私のチネリのステムが、いわゆるクローズドのクランプだったこともあるかと思いますが、なんせ取り付けが大変…
2枚に分かれているシムをはめながら、バーを差し込むという結構な難易度の高さでした。
最終的に私の場合は、1枚を入れた上で、2枚目を入れるという分割作戦がうまくいったように思います。
ただ不器用な私では、ハンドルバーが傷だらけになってしまいました。
オープンなステムならこんな苦労はないので、組み合わせ次第かと思いますが、個人的には60点の仕上がりでした。
後は、スレッド側のクランプの閉め方によっても違いそうです。
私の手元にもボルトで締められるタイプのものと、六角レンチで締めるタイプの2つがありますが、
もはや気持ちの問題かと思いますが、ボルトで占める方がきつく締められるれるように思います。
ただ本来は推奨のトルクがあり、締め付けられる側のバーやステム自体にダメージもあると思うので、自己責任ですね。
まとめ
今回の学びは、25.4mmのクランプ径ならステムとハンドルの規格を合わせるのが安全第一でもある。
個人的には、クローズドのスレッドステムに2度とシムはつけたくないです。25.4mmのクランプ径のステムを探します。
世の中の好きなパーツを自由に組み合わせるみなさんには頭が上がりません。
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