面接後のフィードバックであっても残念ながらもらえるケースは稀です。
選考で見送りになるケースでは、そもそも企業が求めていた人物像と違ったというケースがほとんどです。
そのため、具体的なフィードバックをもらえなかったと深く落ち込む必要はありません。
選考におけるフィードバックの裏側を見ていきたいと思います。
書類選考ではフィードバックはそもそも無い?
書類選考の段階では、企業によっては10倍以上の倍率ということもざらなので、
現実的に全員に対してフィードバックを返すことができないケースも多いです。
もしくは、書類の段階では、書面の情報だけを見て判断した機械的なスクリーニングも多く、
直接的なフィードバックを伝えることが、失礼に当たることを避け、
特に企業への直接応募の場合には直接的ではない理由で無難に答えるケースが多いです。
そのため、「要件に満たなかった」というようなお祈りメールが届きます。
そういった場合には、エージェントと一度話してみて見るのも一つの方法です。
企業に直接応募をしていて、見送りになってしまう場合、
エージェントと一度話してみるのがおすすめです。
自身のプロフィールが転職市場でどう映るのか、市場価値などを教えてくれます。
エージェントはあなたを売り込んでくれる営業なので、
書類に問題や改善ポイントがあれば、
どうすれば良いのかという応募書類の書き方へのアドバイスや、
今の経験で通りやすい企業など、市場の需要を加味して応募先の紹介をしてくれます。
また、エージェントとの面談は一次面接のようなものなので、
話し方についてや経験の言い方などフィードバックを聞いてみるのも一つの方法です。
特に転職を急いでいるケース場合には、自分の第一希望の倍率の高い人気の企業だけではなく、自身のプロフィールが必要としている企業と並行して進めるのも一つの方法です。
選考に落ち続けるのも辛いですよね。
通る選考を受けて波に乗るというのもあります。
面接で複数進むと慣れてきますし、自信も付きます。
「開かないドアを開けに行くのではなく、開くドアを探しに行く」こと私もビズリーチのコンシェルジュの方から言われてハッとしました。
面接段階におけるフィードバックは伝えにくい?
たとえ見送りであったという結果でも、そのあとの面接を突破するためにフィードバックは欲しいですよね。
書類選考段階では、フィードバックをもらいにくくでも、
面接に進む人は書類選考をされる人よりも数が絞られているので、フィードバックが返ってきやすいです。
そういった場合にはエージェント経由での紹介がおすすめです。
エージェントに「直接的なフィードバックであっても遠慮無く、そのまま教えてください」、と伝えれば教えてくれるケースも多いです。
エージェントには、紹介の精度を高めるため、企業からフィードバックが返って来ていることが多いものの、
その内容が「年齢」や「転職回数」など伝え方を気を付けなくてはいけないものであれば、
まとめて、「募集要件に合わなかった」とだけのフィードバックになるケースも多いです。
エージェントは同じ企業に複数の候補者を紹介しているケースもあるので、傾向などからフィードバックをくれるケースもあります。
エージェントに返ってくるフィードバックの傾向
実際に企業から聞いていたお見送りの理由は下記の三つに大きく分けられます。
- 募集の要件に満たなかった。
- 実務経験、スキル、専門性。
- カルチャーフィット。
- チームメンバーとのケミストリー。「なんとなく合わないと思った。」
- 価値観。転職回数の多さや、これまでの転職理由。
- 充足した。より有力な候補者がいた。
- 他の候補者との比較でより要件に合う方を優先。
フィードバックを聞くことで、自身が改善できるケースはどういったものでしょうか。
専門性や経験については、面接対策だけではなかなかすぐに改善ができないケースも多いです。
また、先に決まった人がいる場合については、転職も縁なので深く考えても仕方ありません。
フィードバックを見てみると意外と内容のないものが多いことお気づき頂けるのではないでしょうか。
書類は通るのに、面接がなかなか通らないという場合、
自身が気が付いていない、癖や伝え方で誤った印象を与えてしまっているケースもあります。
その場合には、面接におけるフィードバックがかなり重要になってきます。
良くあるのが、
「転職理由を話す中で、前職(現職)の悪口ばかりを言ってしまう。」
「質疑応答で逆質問をせず、企業への関心が無いように見られてしまう。」
「過去の経験をまとめられておらず、論理的な考え方ができないと見られてしまう。」
こういったものは、準備をして、意識しさえすればすぐに改善がしやすいです。
エージェントに対して、今回の見送りの理由について、
「自身が改善することでどうにかなるものなのか、もしくは充足など仕方ないものなのか」
など、答えがかてっこかなければ聞き方を変えてみるのもポイントです。
エージェントもあなたを企業に転職させたいとう気持ちは同じなので、
改善できるものであれば、答えてくれるケースが多いです。
まとめ
フィードバックについては、そもそも無いケースや
あったとしても、伝え方を気を付ける必要があり、間接的なものしか教えてもらえなかったりという場合が多いです。
フィードバックがある場合には、エージェント経由の方が教えてもらいやすいです。
信頼できるエージェントを見つけ、改善しながら面接突破を目指すこともできます。
参考になれば幸いです、ではー
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